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Posted on 6月 12th, 2015 by kouze  |  コメントは受け付けていません。

介護を考えた部屋づくり

二世帯住宅を新築する時、親世帯は元気で、家事も子育ても積極的に協力してくれることが多いです。そんな親世帯も高齢になり、介護が必要になってくることもあります。介護が必要になると、今まで、親世帯のプライベート空間だった部屋も介護室となり、配偶者だけでなく、息子や娘や嫁などが出入りするようになります。
私の父親が住まいを新築した時、祖母は65才で、まだまだ元気でした。祖父こそ亡くしていましたが、親戚の人や近所の人が気軽に訪ねて来ていましたし、自分自身も習い事や買い物によく外出していました。そんな元気な祖母でしたが、82才の時に介助が必要になりました。
もともとそんなに広い部屋ではありませんでしたが、立ち上がりやすいように、ベッドを置くことにしました。ベッドを置くと、どうしても、今まで以上に狭く感じられます。トイレや食事など、母親の介助と杖を頼りに、できるだけ、自分の足で歩いて、行くように、頑張っていますので、ベッド以外には、あまりものを置かないようにして、つまずいたり、転倒したりするのを防ぎたいと思いました。
しかし、紙おむつや着替えの下着や着替えなどが多く必要になりました。こんな時、腰高の収納を作り付けておけば、よかったと思いました。壁面に作り付けると、でっぱりもありませんから、つまずくこともありません。部屋が狭い場合、収納というと、集中収納を考えてしまいますが、生活をすると、どうしても、こまごまとしたものがありますので、室内にも収納を考えておくことが大切です。
特に、高齢になると、できるだけ、室内を片づけて、転倒しないように、心掛けないといけません。プライベートルームは介護室にもなっていきます。住まいの中をいくらバリアフリーにしても、モノが溢れていたのでは本末転倒です。室内の収納も考えればよかったと思っています。